僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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どうも、こんちゃん(@Takkun18209283)です。
今回は僕がITコンサルティング会社にいた時のお話をします。英語が重宝したという話と、僕のドジな失敗談と少しばかりの自慢話があります(笑)
この話を聞くとやっぱり英語力あると何かと有利だな~と思っていただけると思います。
Contents
案件選定の面接で英語力が重宝した
僕はコンサルティング会社に入社後、約2年間で10回以上面接を受けました。
コンサル会社では、担当するクライアント(プロジェクト)を決めるためにクライアントによる面接があります。
ここで自分の経歴や能力をアピールして見事面接に合格した場合にそのクライアント先でお仕事をさせてもらえます。
この面接も就活の面接と同じ応募条件というものがあり、TOEICのスコアやITの資格がないと面接すら受けられないプロジェクトが多々ありました。
ちなみに僕の会社のクライアントは大企業ばかりだったのですが、その大半は英語力(TOEICのスコア)を求めていました。
その背景としては、やはり大企業になればなるほど、グループ会社や提携している会社数が多くなり、その中には外国籍の企業も多く含まれてくるのも関係していると思います。
例えば、僕が配属された大手保険会社ではアメリカの本社との連携の際に英語力が必要だったし、大手銀行では外注先のインド系のエンジニアと英語でやり取りする必要がありました。
僕の印象としては今の時代は日本国内だけで完結する企業は多くない印象です(特に大企業)。
つまり、英語力がないとプロジェクトに配属されにくいということです。
参考までに基準となるTOEICのスコアは700点(低いところで650点、高いところでも800点くらい)でした。
そのため、同僚たちは英語力を上げるために英会話スクールやTOEIC教室に通っていました。
僕はというと、英語はTOEIC850点だったので、その点は安心でした。
TOEICの点数が高い人は多くの場所で必要とされているのだなと感じました。
でも、僕は思考力が周りの人よりも明らかに劣っているので、ロジカルシンキングの訓練など、やるべきことは同僚よりもたくさんありました(笑)。
各案件でも英語力が活かされた
さて、英語力があると面接で有利になると言いましたが、当然プロジェクトに配属された後も英語力が重宝しました。
僕は主に5つのプロジェクト(クライアント)に配属されましたが、そのうち3つのプロジェクトで英語力が重宝しました。
それではプロジェクト(クライアント)毎に「実際どのような英語力が必要だったか」を紹介します。
大手保険会社
この大手保険会社はアメリカに本社のある超有名企業でした。
だからアメリカの本社とは毎週のように打ち合わせがあり、本社の意向に沿って業務を進める必要がありました。
ここでは必要だった英語力は、このようなものでした。
- 英語で会議のファシリテーション
- 英語で議事録作成
- 英語で本社と連絡(メール)
英語での会議のファシリテーションは難しかったですね・・・というよりもほとんどできませんでした。
僕にとってはビジネスのシーンで本格的に外国人と話すのはこれが初めてだったのでかなりキョドってました(笑)。
またあまりこういうのは得意ではないので、ほとんど先輩に頼っていました(笑)
あとは英語での議事録作成やメールでの連絡業務ですね。
これは結構型が決まっているので慣れてしまえば簡単です(慣れるまでは少し大変でしたが笑)。
しかもTOEICの内容とも結構重複しているのでTOEICを頑張って勉強したことのある人にとってはそこまで難しくないと思います。
でも、ちょっとIT関連の英語知識が不足していたのでそこの勉強は大変でした。。。
大手銀行
次にアサインされたのは国内の大手銀行、担当した業務はDB(データベース)の運用でした。
かなり専門知識が必要な案件だったのですが、猛勉強をして資格(Oracle Bronze,Silver,Gold)を0から4か月ほどで取得しました。(←これかなり凄いと思うので強調しておきます笑。自慢です笑)
でもこれができたのはTOEICの経験のおかげだと思っています。
やはりどの資格も勉強のやり方は同じです。
目標を設定してやるべきことを洗い出してそれを1週間や1日の作業に落とし込んでいく。
そしてあとは習慣化するだけです。
ということで、TOEICの勉強を通じて得られるものって英語力だけじゃないなと思うわけです。
さて、この現場でも英語を毎日のように使ってました。
この銀行は一部の業務をインドのシステムエンジニアに外注していたので彼ら英語で連絡する必要があったのです。
具体的には英語でこのようなことをやってました。
- インド人エンジニアと電話・メール(毎日)
- インド人エンジニアとテレビ会議
この業務は本当に慣れるのに時間がかかりました。
インド人の独特の英語のなまりが中々聞き取れずに苦労したのです(その意味では保険会社はアメリカ人とのやり取りだったので楽でした)。
またDB(データベース)に関する専門知識が大量に会話で出てくる(というか専門用語しかほぼ使っていない)のでIT用の英語単語帳を買って毎日勉強していました。
保険会社で苦労した2倍くらい苦労しましたね。
現場によって求められる(というか使う)英語力というものはかなり違ってくることを学びました。
大手システム会社
3つ目の案件は大手システム会社での営業部門にアサインされました。
ここでは面接でも英語力は問われなかったし、実際に英語を使用することはありませんでした。
なんでよりによって僕が一番苦手な営業なんだ・・・と思いながらもなんとか3か月くらい耐えました(笑)
僕はとにかくトークが苦手なので、営業で話す内容は自宅や通勤中に何度も練習してから客先に向かってました。
でもそれだと用意した原稿を”読むだけ”のようになってしまうんですよね。
そしてなんといっても急な話の展開に中々ついていけない(泣)。
上司との定期面談でそのような話をしたら別の案件で人が足りていないからということで案件を変更してもらえました(情けない;;)。
大手エンターテインメント会社
4つ目の案件は大手のエンターテインメント会社での会計用ソフトの開発でした。
いわゆるプログラミングってやつを始めて学びました。(ここでは英語は使いませんでした。)
案件に配属される前に1か月猛勉強してC言語(プログラミング言語)を覚えました。
同じ言語ですが、個人的には英語よりも圧倒的に難しいと感じましたね。
いやぁ、本当に言語×パズルのような数学的要素が加わって、脳のこれまでに使ったことのない箇所が刺激されているような感じでした。
毎日脳トレしているイメージです(笑)。
ちなみにこの案件はほとんど社員同士のコミュニケーションがなく、各々が黙々とPCに向かって作業しているような環境でした。
コミュ障の僕にとってはだいぶ居心地がよかったです(笑)。
大手システムインテグレーター
最後にアサインされたのは国内の大手システムインテグレーターでした。
ここはまさに英語力が必要とされている現場で、確かTOEICのスコアが800点以上ないと参画できない案件だったと記憶しています。
コンサル会社でも意外とTOEICで800点超えている人は多くなくて、人気案件のわりに競争率の低い案件でした。
業務内容は、モバイルデバイス管理(MDM)サービスをクライアント企業に導入するものです。
モバイルデバイスを管理するサービスで、企業で従業員に支給しているスマホの管理などに使用されています。
で、そのMDMサービスがアメリカ産のサービスなので英語のマニュアルを読む必要があったのです。
しかもそのサービスは日本での導入実績がないため、日本語での情報が全くありません。
だから僕は最初の1か月は毎日マニュアルを読むためだけに出社していました。
単調な毎日でしたが、僕は結構こういうの嫌いじゃない性格です(笑)。
ここで必要とされていた英語力としてはのこのようなものでした。
- IT関連の英語知識
- 速読力と正しく理解・翻訳する力
僕ともう一人アサインされていた同僚がいましたが、彼は英語力は僕よりも優れていたのですが、結構がさつな人(失礼)だったので、途中で案件からドロップアウトしてました(笑)。
やはり、一言で”英語力”といっても現場によってはどんな英語力が求められているのかは違ってくるのですね。
まとめ
結局この記事で何が言いたかったんだ!
と思われるかもしれませんが、下記のことを何となく理解していただければよいなと思います。
- 実際にコンサル会社の現場で英語がどのように使われているのか
- 現場によって求められる英語力は違う
- 僕という人間について(これは余計でしたでしょうか笑)
それでは!
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