【満点直伝】TOEICPart2対策!苦手・聞き取れないを克服する勉強法を徹底解説

最初に見てね

僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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どうも、こんちゃん(@konchan990)です!

 

Part2が全然聞き取れない…』

Part2対策法を知りたい…』

 

奈菜ちゃん
私もPart2はかなり苦手です…というか最近は一番難しいPartだと感じます。苦手を克服するための勉強法が知りたいです。
こんちゃん
僕もいろいろな人を見てきましたが、Part2が一番苦手…という人も意外と多いです。Part2ならではの難しさもあるので、いろいろと対策が必要になります。

 

今回は、TOEIC満点現役コーチの僕が「Part2対策・勉強法・テクニック」を徹底解説していきます。

 

TOEIC Part2の概要と特徴

こんちゃん
まずはTOEIC Part2の問題形式から整理したいと思います。

Part2問題形式

TOEICPart2は、流れてきた音声(設問)に対して、もっとも適切な返答を選ぶ問題です。

こんちゃん
設問と返答(選択肢)は以下のようなイメージです。設問の返答として適切な選択肢を選ぶ形になります。

※こんちゃんオリジナルTOEIC® L&R TEST対策模試より

 

また、設問、選択肢ともに問題用紙には書かれておらず、全て音声を聞き取って判断する必要があります。

▼問題用紙のイメージ

※こんちゃんオリジナルTOEIC® L&R TEST対策模試より

 

また、設問のタイプと割合は以下の通りです。

Part2の設問の種類と割合

  • 6W1H疑問文 :4割強

 ※Who,When,Where,What,Which,Why,How

  • Yes/No疑問文 :1割強
  • 平叙文 :1割強
  • その他 :約3割

 ※否定疑問文、選択疑問文、付加疑問文、関節疑問文、提案要求、命令文

こんちゃん
一番よく出るのは6W1H(疑問詞)を使った疑問文です!

 

Part2問題数

TOEIC Part2は全部で25問(Q7~Q31)あります。

 

TOEIC Part2の最強の解き方(満点コーチ直伝)

こんちゃん
ここからはTOEICPart2の解き方を解説していきます!

消去法で解く

Part2はTOEICの中では唯一3択の問題です。(Part2以外はすべて4択)

こんちゃん
つまり他のPartよりも高得点を狙うチャンスとも言えます。

そのため、消去法で解くメリットが他のPartよりも大きくなります。

例えば、1つ不正解の選択肢がわかっただけで、正答率は5割になるわけです。

そして2つの不正解の選択肢がわかれば正答率は100%です。

こんちゃん
Part2はは曖昧で「これ少し微妙じゃない?」というような選択肢が正解になることもあります。なので、必ず消去法で解くようにしましょう。

また、あまり音声が聞こえなくてもテクニックを使って、選択肢を絞り込むことができます。

詳細はこの後の「テクニック」の項目で解説します。

 

優先度をつけて聞く(全部聞き取れなくてOK)

Part2では、設問を全部完璧に聞き取れなくても、正解することができます。

奈菜ちゃん(英語が苦手)
全部聞き取れないと不安になりますが、大丈夫なんですね。そう言われると少し気持ちがラクになります。
こんちゃん
実は、TOEIC満点レベルの人でもPart2は一言一句聞き取っている人は多くありません。僕も一言一句聞くというよりは、強弱・優先度をつけて聞いています

中でも一番大事なのは「冒頭(疑問詞)」です。

こんちゃん
冒頭の疑問詞だけでも聞こえたら、正解できる問題もあります。初心者の人は、まずは冒頭に意識を集中して「疑問詞だけは聞き逃さない!」という意識で聞いてみてください。逆に、疑問詞が聞き取れないと問題に正解するのはかなり難しくなります。

例えば、以下の問題は冒頭の疑問詞(黄色下線部)を聞き取れば、正解を選ぶことができます。

こんちゃん
WhereとWhenの聞き分けは大事なポイントになります。たいていは、WhereとWhenを聞き間違えた人のためのダミー選択肢も用意されているので要注意です。
奈菜ちゃん(英語が苦手)
確かに、№9の問題だと冒頭が「When」に聞こえたら(A)のnowの部分が答えっぽく見えてしまいますね…改めて、冒頭の疑問詞を聞き取ることはすごく大事なんですね!

 

脳内リピートする

奈菜ちゃん(英語が苦手)
せっかく設問が聞き取れても、内容を忘れてしまうことがあって困ってます…問題用紙に何も書いていないので、全部記憶しないといけなくて大変です。。。
こんちゃん
すごくわかります…僕もせっかく設問を聞き取れたのに、選択肢の(A)、(B)・・・と聞いているうちに設問を忘れてしまった経験はあります(汗)

Part2は設問が問題用紙に書かれていないため、脳内で記憶しておく必要があります。

設問を脳内で記憶するためには、「脳内リピート」がオススメです。

脳内リピートのやり方は以下イラストのイメージです(赤字部分が脳内リピートする場所)。

このように、「各選択肢が読まれる前に設問を毎回脳内でリピートする」と、設問を忘れることを防ぐことができます。

奈菜ちゃん(英語が苦手)
これは日本語をリピートすればよいんですか?
こんちゃん
英語のままでも日本語でも構いません。僕は日本語でやることが多いです。また、もし疑問詞しか聞こえなかった場合は、その疑問詞をリピートする感じですね。

 

正解は指で管理する

奈菜ちゃん(英語が苦手)
もう一つ悩みがあります!選択肢は覚えられたとしても、選択肢のどれが正解だったかを忘れてしまうことがあります…例えばAが「正解だ!」と思っても、(B)、(C)と聞いているうちに、「あれ?(A)と(B)どっちが正解だったっけ?」みたいな感じです。
こんちゃん
これもあるあるですね!選択肢のどれが正解か忘れない方法もあるので紹介しますね!

Part2では、「どの選択肢が正解か」も記憶しておく必要があります。

せかっく答えがわかっても、それを忘れてしまっては意味がありません。

オススメの方法は指で正解を管理する方法です。

上記画像のイメージで、(A)が正解だと思ったら親指を曲げます。

(B)だと親指と人差し指、(C)だと親指と人差し指と中指です。

このように指で管理すると、全ての選択肢を聞き終わったとに、正解の選択肢を忘れてしまうリスクを0にすることができます。

こんちゃん
これはPart1でも使えるテクニックです!また、もし「(A)が正解かもしれないけど自信はない…」というときも親指を折っておく(画像の「A」の形)と良いです。そのあとで(B)を聞いて「やっぱりこっちの方が正解の可能性高い!」と思ったら、人差し指も折れ(画像の「B」の形)ばOKです。そして選択肢全部聞き終わって最後に指の形を見れば、自分が選んだ答えがわかります。

 

集中力をキープする工夫をする

TOEIC Part2は集中力との闘いです。

奈菜ちゃん(英語が苦手)
Part2の途中で、集中力が切れて、数問聞き逃してしまった…という経験があります。
こんちゃん
これは僕も実はあります。「試験終わったら何を食べようかな~」とか邪念が入ってきて、音声を聞き逃してしまうなんてことも…(泣)リスニング力があっても、集中力を維持することができなければ、問題を落としてしまいますね。。。

集中力を維持するための方法として、

  • 目をつぶって聞く
  • 視線を固定する(マークシートだけを見る等。いろいろな場所を見ると、余計な情報が入って来るので、集中力がそがれる原因になります)

 

がオススメです。

こんちゃん
僕は目をつむることが多いです。ずっと問題用紙を見ていると、首が疲れてしまいますので…

 

【裏技】TOEIC Part2のコツ・テクニック

ここからは、TOEICPart2のコツ・テクニックを紹介していきます。

”ひっかけ”に注意する

Part2では受験者を惑わす「ひっかけ」の選択肢があります。

この「ひっかけ」のパターンを知ることで、正解率を上げることができます。

主な「ひっかけ」のパターンは以下です。

  1. 設問と同じ単語を含むもの
  2. 設問と似た音の単語を含むもの
  3. 設問から連想させる表現を含むもの

 

上記いずれかを含む選択肢は、ほとんどのケースで「不正解」となります。

だから、もし設問が充分に聞こえなかったとしても、上記1~3のいずれかを含む選択肢があれば、それは機械的に除外(不正解とみなす)することができます。

こんちゃん
あくまで小手先のテクニックですが、どうしても設問の意味が取れなかったときには、このテクニックで数問は拾える(正解できる)問題があるはずです。イメージしやすいように、いくつか例を紹介しますね!

 

▼こんちゃんオリジナルTOEIC® L&R TEST対策模試の解説より

以下は「設問と似た音の単語を含むもの」と「設問から連想させる表現をふくむもの」の例です。

以下は「設問と同じ単語を含むもの」の例です。

 

奈菜ちゃん(英語が苦手)
たくさんひっかけがありますね。。。でも「ひっかけ」なんて嫌らしいですね。。。
こんちゃん
そうですね。設問が十分に聞こえなかった人は、設問と「同じ単語」や「発音が似ている単語」を含む選択肢をついつい選びがちです。この性質を利用して、問題制作者も「ひっかけ」をダミーとして用意しているんです。でも逆にこの「ひっかけ」のパターンを頭に入れておけば、それを利用して、正解率を上げることができてしまうわけです。

 

変則回答のパターンを抑える

TOEIC Part2では、変則的な回答が数多く登場します。

例えば、以下の問題をご覧ください。

奈菜ちゃん(英語が苦手)
Did you~?と聞いているので私なら「Yes/No」という回答を待ってしまうと思います。
こんちゃん
そうですね。でも実際の会話でも、上記みたいな返答になることもありますよね。この間接回答も変則回答の一種です。

変則回答は毎回登場します。特に№20以降の終盤に変則回答が登場しやすいです。

奈菜ちゃん(英語が苦手)
ただ聞き取るだけでも難しいのに、変則回答が来たら正直お手上げです。。。
こんちゃん
ただ、変則回答もある程度パターンが決まっているので、パターンを抑えておけば、意外と慣れてきますよ。

ここで、変則回答の良くあるパターンを紹介します。

上記は変則回答のほんの一部です。

他にもよくあるパターンはありますが、量が膨大なため、PDFとしてまとめています(以下、実際のPDFのキャプチャ)。

受け取りは、こんちゃん公式LINEより「変則回答特典」とメッセージを頂いた方に自動返信でお渡しします。

※LINE登録はこちらから。

こんちゃん
また、これはかなりテクニカルな話になりますが、変則回答は正解になりやすい傾向があります(例えばI don’t knowなど)。そのため、変則回答のパターンを頭に入れておけば、設問があまり聞こえなくても、正解できる確率を上げることができます。

 

TOEIC Part2の効果的な対策・勉強法

TOEIC Part2を対策する上で、効果的な勉強法を紹介します。

結論から言うと、「❶リスニング力を鍛える」 「❷慣用表現を覚えてしまう」 の2つが重要になります。

 

リスニング力を鍛える勉強法

ここまで、Part2対策として、テクニックやコツもお話ししてきましたが、やっぱり一番大事なのは「本質的なリスニング力を上げること」です。

リスニング力を上げる勉強法は以下の流れになります。

詳しくは以下の記事で紹介しています。

【保存版】初心者からの英語リスニング上達法!上達プロセス・勉強法・やってはいけない勉強法などを紹介!

2020.02.05
こんちゃん
Part2の場合は文章が短いので、上記Step1の際に「ディクテーション」を実施するのも効果的です。
奈菜ちゃん(英語が苦手)
ディクテーションって何ですか?
こんちゃん
ディクテーションは、音声を聞いて聞こえたものをかき取るというものです。ここで「書き取りができなかった箇所=聞こえなかった箇所(課題)」なので、課題を明確に抽出することができます。Part3,4は文章が長い&多すぎるので、ディクテーションはおすすめしませんが、Part2は短文なのですごくやりやすいと思います。

 

慣用表現を覚えてしまう

Part2に出てくる設問の「」はある程度決まっています。

よく出る型(慣用表現)は覚えてしまうのが理想です。

型を覚えれば、聞き取るのもすごくラクになってきます。

こんちゃん
例えば、”Would you like me to open the window?”という音声が流れると、「文章が長くて混乱して聞き取れない…」という人もいると思います。でも、「Would you like me to do ~?:私に~してほしいですか?」という型として認識できていれば、この1文もすごくラクに聞き取れます。イメージとしては、「Nice to meet you.」と同じで、塊ごと情報処理できてしまう感じです!
奈菜ちゃん(英語が苦手)
なるほど!じゃあ型のストックが多ければ多いほどリスニングも楽になりますね!
こんちゃん
まさにその通りです。以下にPart2で頻出の型をいくつか紹介します。

 

【代表的な慣用表現】

  • Would you like to do ~?
    →~したいですか?
  • Would you like me to do ~?
    →私に~してほしいですか?(~しましょうか?)
  • Why don’t you do ~?
    →~したらいかがですか?
  • Why don’t we do ~?
    →~しましょう。
  • Do/Would you mind doing~?
    →~していただけますか?
  • How come SV~?
    →どうしてSがVするのですか?

 

他にもよく出る型はたくさんあります。

詳しくは以下の記事で紹介しています。

TOEIC Part2 頻出の慣用表現を満点コーチが厳選してみた

2022.10.05

 

TOEIC Part2対策にオススメ問題集

最後に、TOEIC Part2対策でオススメの問題集を紹介します。

※難易度が易しいものから紹介していきます。

 

まずは「初心者特急パート1・2」です。

タイトルの通り、初心者でもわかりやすいように丁寧に解説されています。

初心者の人にオススメです。

 

次は「究極のゼミPart2&1」です。

このシリーズは、問題の解き方まで詳しく丁寧に解説されています。

解説の充実度でいえば、№1だと思います。初級者~上級者まで幅広くオススメです。

次は「でる600問」です。

こちらはとにかく問題をたくさん解いて実践慣れしたい人にオススメです。

中級者~上級者にオススメです。

次に紹介するのは「パート1・2特急難化対策ドリル」です。

こちらは昨今のPart2の難化に対応するための問題集です。

難しい問題が多いので、上級者にオススメの問題集です。

 

 

また、最後に「こんちゃんオリジナルTOEIC® L&R TEST対策模試(無料)」でもPart2対策ができます。

*L&R means LISTENING AND READING

こちら、市販のTOEIC問題集を制作している会社と共同作成したものです。

こんちゃん
解説はどの市販の問題集よりも充実させた自信があります。「解説に感激した!」という感想もたくさんいただいていますので、ぜひ無料で模試を受け取られてみてください(解説もしばらくは無料で受け取れるようにしています)。

▼解説(全124ページ)

▼解説サンプル

 ▼感想もたくさんいただいています

▼無料で受けることができます。

問題集(PDF)、解説、音声はこちらより無料でお受け取りいただけます(予告なく無料配布を終了する可能性がございます

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Part2は苦手…という人も多いですが、実は比較的点数が伸びやすいPartです。

そのため、是非この記事を参考にして、まずはPart2で高得点を取れるように勉強してください!応援しています^^

他のPartの対策はこちらから↓

【完全攻略】TOEICの全Part1~7対策!勉強法やコツを徹底解説。

2020.04.16

 

最後に見てね

僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
LINE@では3か月で200点UPするための情報・5大特典などをお届けしています。また知らないと損する「1時間で50点UPする裏テク」もnoteで公開しています。

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