僕について:TOEIC970点。トリリンガル(日・英・中)の元英語塾講師。妻は台湾人で日常生活は中国語。仕事は英語と中国語。日本語を忘れ気味。社会人のためのTOEIC学校を運営。詳細はプロフィールより。
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どうも、こんちゃん(@Takkun18209283)です!
『TOEICのPart7が難しすぎて辛い・・・』
『Part7の勉強法に自信が持てない・・・』
このような人は多いのではないでしょうか。


ということで、TOEICの中でも配点が最も高く最重要であるPart7を攻略するコツや勉強法を解説します。
Contents
TOEIC Part7の概要と特徴
Part7問題形式
TOEIC Part7は長文読解です。TOEIC試験の全Partの中でも最も大きな割合を占めるPartです。
時間内に大量の問題を解く必要があるため、英語力だけでなく『集中力』や『根気』も必要とされ、多くの受験生が頭を悩ますPartでもあります。
また、Part7には3つの形式があります。
1つの文章ブロックを読んで設問に答える『シングルパッセージ』、そして文章ブロックが2つ、3つの場合はそれぞれ『ダブルパッセージ』『トリプルパッセージ』と呼ばれます。
Part7問題数
TOEIC Part7の問題数は54問です。
全Partの中で最も問題数が多く全体の27%を占めます。

54問の内訳はこちらの通りです。
- シングルパッセージ(29問)
- ダブルパッセージ(10問)
- トリプルパッセージ(15問)
Part7時間配分
TOEIC Part7を解く際の時間配分の目安は『55分』です。

Part5(30問):10分(1問20秒)
Part6(16問):10分(1問37秒)
Part7(54問):55分(1問55秒)
平均すると1問55秒で解くペースになります。
TOEIC Part7を攻略する上で重要なポイント

長文読解力
何と言ってもPart7の長文問題では『長文読解力』が求められます。
また正確性と読むスピードの両方が必要となります。



語彙力
Part7では全部で約3,000ものワードが出てきます。
つまり、他のPartと比較してもかなり語彙力が必要とされるPartになります。



正解箇所を見つける力
Part7では読解力と語彙力の他にも『正解箇所を見つける力』も必要になります。
というのも、設問でかなりピンポイントな情報が求められることもあるので、その際に本文のどこに情報が記載されていたのかを素早くで判断する必要があります。


TOEIC Part7を攻略するための勉強法

問題集を何度も精読・音読する
Part7の勉強法は『精読』と『音読』の反復に尽きます。
流れとしては『問題を解く→精読→音読(→速読)』というイメージです。

『精読』については、意味が分からない単語や文法があれば都度調べながら、完全に本文を理解できるように読み込みましょう。

そして内容をしっかり理解できたら『音読』を何度も繰り返しましょう。
音読の際には下記の点に注意しながら、30回を目安に読み込みましょう。(同じ文章を30回反復)
- 意味を理解しながら読む
- 文法や構文を意識しながら読む



英語学習は「知的作業」であると同時に、何よりも「身に着ける」作業です。知的に理解したあとは、スポーツのように繰り返し練習し、「コツを体得する」ものです。
また『精読』と『音読』が終わって余裕があれば『速読』にもチャレンジしてみましょう。

速読は毎回時間を計りながら時間内に全文を読み切る訓練をしてみてください。
回数を重ねるごとに制限時間を短くして負荷をかけると徐々に速く読むことに慣れてきます。
単語帳
続いてはPart7を攻略するあtめに必要な語彙力を付けるための勉強法です。
これは単語帳での勉強がメインになりますが、問題集を解く際にわからない単語がでてきたら都度覚えるようにしましょう。



問題の解き方を学ぶ
これは問題集を解くことで自然と身に着けることもできますが、『究極のゼミPart7』で問題パターンごとの解き方を体系的に学ぶのもおススメです。

TOEIC Part7のコツ・テクニック
先読みする
Part7も『先読み』をしてから本文を読み始めましょう。
Part3,4と違ってPart7はかなり情報量が多いので、あとから設問を見て本文に戻るとなるとかなり時間のロスになります。

全部読む必要がある
Part7を攻略するためにはしっかりと『全文を読む』必要があります。
ときどき『設問で問われている箇所をスキミング(必要な箇所だけ読む)して読みましょう』という人がいます。
しかし、特に近年のTOEICは全文をしっかり読まないと解けない問題が増えてきているので、必ず全文を読むようにしましょう。

※ただししっかり全文を精読・速読できる力を付けるためにもスキミングはあまりお勧めしません。
NOT問題は捨てる
TOEIC目標スコアが800点以下の人はNOT問題は”捨てる”(解かない)というのも一つの方法です。
NOT問題とは
下記のように本文で言及されて「いない」ことを選択肢から選ぶ問題です。
What is NOT mentioned in the ~.(~で言及されて”いない”ものは何ですか?)
何故ならば、Part7のNOT問題はコスパが非常に悪いからです。



Part7から解く(後ろから解く)(リンク)
これはリーディングパート全体の戦略になりますが、『Part7→Part6→Part5』の順で解くだけでスコアがかなりUPすることもあります。




TOEIC Part7のおすすめ参考書・問題集


TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7
始めに紹介するのが『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7』です。
究極のゼミシリーズは、
- 問題のパターンを解説
- パターンごとの解き方を解説
してくれているので英語力だけでなく『解き方』の訓練にもなります。

TOEICテスト新形式精選模試リーディング
もう一つ紹介するのが『TOEICテスト新形式精選模試リーディング』です。
この問題集は本番試験よりも難しめに作られているので上級者向け(現在700点前後~の人)の問題集です。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
Part7はTOEIC試験の中でも最も配点が大きく重要なPartです。
ここを攻略できればスコアも大幅に伸びるので是非今回紹介した勉強法やコツを試してみてくださいね♪