僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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どうも、TOEIC満点コーチのこんちゃんです!
『TOEICのPart6が意外と苦手・解きにくい…』
『Part6の勉強法が良くわからない…』
このような人は多いのではないでしょうか。
ということで、今回はTOEICPart6を攻略するコツや勉強法を解説します。
Contents
TOEIC Part6の概要と特徴
まずはTOEICPart6の概要と特徴についてです。
Part6問題形式
※こんちゃんオリジナルTOEIC® L&R TEST対策模試より
TOEIC Part6はPart5(短文穴埋め問題)とPart7(長文読解)を融合したような問題です。
また、上記画像のとおり、1つの長文セットに4つの問題があります。
4つの問題の内訳はPart5と同じ『文法問題/語彙問題』が3問、Part6特有の『文挿入問題(上記画像の№140)』が1問となります。
また、Part6では「空欄を含む文章だけを見て解答できる問題(=独立型)」と「空欄を含む文章以外も見て解答する問題(=文脈型)」が存在します。
Part6問題数
TOEIC Part6の問題数は16問です。(全問題の8%)
Part6時間配分
TOEIC Part6を解く際の時間配分の目安は上記の通りです。
多くの人にとっては、『10分』が一つの目安になります。特にTOEIC600~800点を目指す人は、『10分以内』を目標にしてみてください。
800点以上目指す人は、6~10分を目指していきましょう。
TOEIC Part6の効果的な解き方
ここからは、TOEICPart6の効果的な解き方を解説していきます。
全部の文章を読んで解く
Part6は全部の文章を読んで解くのが基本です。
先述のとおりPart6には独立型問題(空欄を含む文章だけを見て解ける問題)と、文脈型問題(空欄を含む文章だけでは解けない問題)があります。
割合としては、
文脈型問題:約12問(75%)
こんなイメージです。
文挿入問題の解き方・コツ
※こんちゃんオリジナルTOEIC® L&R TEST対策模試より
では、文章挿入問題を解く際のコツ・ポイントを紹介します。
- 代名詞が何を指しているか
- 副詞が前後を適切に繋げているか
- 文脈にあっているか
「1.代名詞が何を指しているか」については、選択肢に代名詞が含まれる場合は、その代名詞が何を指すのかを確認しましょう。
代名詞が指すものが適切でないor候補が無い 場合にはその選択肢は不正解と判断します。
「2.副詞が前後を適切に繋げているか」は、選択肢に副詞がある場合、それが前後を適切に繋げているか確認します。
例えば、”However(しかしながら)”を含む選択肢がある場合、全文と「逆接の関係」になっているかを確認します。
逆接になっていなければ不正解です。
最後に「3.文脈にあってるか」は、当然ながら選択肢が文脈にあっているか判断します。
↓改めてポイントを整理しておきます↓
- 代名詞が何を指しているか
- 副詞が前後を適切に繋げているか
- 文脈にあっているか
また、文挿入問題は文章を全部読み終わってから、最後に解くのがオススメです。
TOEIC Part6を攻略するための勉強法
冒頭でも触れた通り、Part6はPart5,7を融合したような問題になります。
また、Part6は問題数が16問と決して多くはないため、勉強に時間をかけすぎる必要はありません。
あくまで、Part5,7を中心に勉強していくのがオススメです。
また、Part6専用の問題集は特別用意する必要はないと考えています。
あくまで、公式問題集・そのほか模試の中で、先ほど紹介した解き方でPart6を解いてみてください。
問題を解いたあとは、もちろん『精読(構造分析)』と『音読』をしてしっかり読解力をつけていきましょう(詳しくは以下Part7の記事にて記載)。
TOEIC Part6対策にオススメの参考書・問題集
先述のとおりPart6は専用の問題集を購入する必要性は高くありません。
ただ、Part6が苦手…という人は、Part6の問題集を手に取ってみるのも良いでしょう。
最初にオススメするPart6対策問題集は「TOEIC L&R TEST パート6特急新形式ドリル」です。
レベルは簡単すぎず、難しすぎず、中級者向けです。
次にオススメするPart6対策問題集は「TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6」です。
レベルとしては、900点前後を目指す上級者向けです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Part6対策はほどほどに。でも苦手な人は対策本で対策してみるのも良いと思います。
他のPartの勉強法・解き方・コツなどはこちらから↓