僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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どうも、TOEIC満点コーチのこんちゃんです!
『TOEICPart1が簡単そうで意外と点数が取れない…』
このような人は多いのではないでしょうか。
今回はTOEIC Part1の勉強法やコツ、その他注意点などをまとめてお話ししたいと思います。
Contents
TOEIC Part1の概要と特徴
Part1問題形式
TOEICPart1は、写真描写問題です。
音声を聞いて、問題用紙の写真を最も適切に描写している選択肢を選びます。
▼Part1の写真サンプル
Part1問題数
Part1は全部で6問(Q1~Q6)出題されます。
TOEIC Part1の最強の解き方
TOEIC Part1を攻略する上で必ず押さえておきたい「解き方」を紹介します。
消去法
Part1は必ず『消去法』で解く必要があります。
実はTOEICのPart1では、全ての選択肢を完璧に聞き取るのはかなり難易度が高いです。
よくわからなかった選択肢は、保留にしておいて、「絶対これは違う」というものを除外するだけでも、正解率はかなり上がります。
Part1は必ず消去法で解いていきましょう。
正解は指で管理する
Part1では、「どの選択肢が正解か」を記憶しておくも記憶しておく必要があります。
せかっく答えがわかっても、答えを忘れてしまっては意味がありません。
オススメの方法は指で正解を管理する方法です。
上記画像のイメージで、(A)が正解だと思ったら親指を曲げます(厳密には消去法なので、(A)が不正解と断定できなければ、親指を念のため曲げておく)。
(B)だと「親指・人差し指」、(C)だと「親指・人差し指・中指」、(D)だと「親指・人差し指・中指・薬指」です。
このように指で管理すると、全ての選択肢を聞き終わったとに、正解の選択肢を忘れてしまうリスクを0にすることができます。
諦める勇気を持つ
意外と大事なのがコレ。
「諦める勇気を持つ」ことです。
Part1(やPart2)は他のPartと比較すると、易しめの問題も多いため、「絶対落としたくない!」という心理が働きがちです。
そのせいで、「(A)と(C)どっちだろう…?」と悩みすぎると、次の問題を聞き逃すことになります。
こうなると悪循環です。
なので、Part1ではわからなかったら諦める勇気を持ちましょう。
そして、気持ちを切り替えることが大事です。
問題集を解く際にはPart1は「諦める練習」もかねて解いてみてください。
TOEIC Part1のコツ・テクニック
ここからは、Part1を解く際のコツ・テクニック・注意点を解説していきます。
ひっかけ問題に注意する
Part1では『ひっかけ問題』が良く出題されます。
ではPart1でよくでるひっかけのパターンを紹介していきます。
受動態の進行形vs完了形
これはPart1の定番のひっかけパターンです。
「Lines are being painted on the road.」
動作と状態の区別
動作と状態でひっけに来るパターンです。
具体的には、put on 「~を着る(動作)」とwear「~を身に着けている(状態)」が、ひっかけでよく出てきます。
「A man is putting on a jacket.」
先ほどの写真の場合、男性はジャケットを「身に着けている(状態)」なので、以下の文章であれば正解になります。
「A man is wearing a jacket.」
音が似ている単語
Part1では音が似ている単語を使って、受験者を惑わせる選択肢が出てきます。
copyとcoffeeは特に定番です。
Part1でよくでる「音が似た単語」を紹介します。
- coffee と copy
- work と walk
- hold と fold
- right と light
- ride とwrite
- floor と flower
- car と cart
- train と rain
こうした「音が似た単語が選択肢で出やすい」と知っているだけで、引っかかる確率は減らせます。
落としても気にしすぎない
Part1で問題を落とすと、「あ、Part1からつまずいてしまった…ヤバイ」と焦ることがあると思います。
ここで大事なのは、数問間違えても焦らないことです。
(言い方は悪いですが)所詮Part1は6問しかありません。
ここで数問落としても大きなダメージはありません。
最悪なのは、Part1で焦ってしまい、それをPart2に引きづることです。
Part1は簡単に見えて、意外と難しい問題も存在します。
良い意味で「Part1は全問正解できなくて当たり前」位の気持ちで臨むと、Part1~4にかけて良いパフォーマンスが出せることが多いです。
TOEIC Part1を攻略するための勉強法
TOEIC Part1を攻略するためは下記の能力が必要になります。
- 1語1語を聞き取れるリスニング力
- Part1で登場する単語知識
これらを鍛えるための勉強法について紹介します。
リスニング力を鍛える勉強法
ここまで、Part1対策として、テクニックやコツもお話ししてきましたが、やっぱり一番大事なのは「本質的なリスニング力を上げること」です。
リスニング力を上げる勉強法は以下の流れになります。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
Part1の頻出単語(絶対押さえておきたい!)
Part1では他のPartでは見かけないような単語も出てきます。
これらの単語を知らないと、当然問題に正解するのも難しいので、覚えておきましょう。
- pole (棒、柱)
- awning(日よけ)
- patio(中庭)
- wheelbarrow(手押し車)
- railing(手すり)
- pedestrian(歩行者)
- skyscraper(高層ビル)
- lean against~(~に寄りかかって)
例)lean against the pole (柱に寄りかかる) - lean over(かがむ、乗りかかる)
例)The girl is leaning over the fence.(少女がフェンスに乗りかかっている) - sidewalk(歩道)
- curb(縁石)
- face (向き合う)
- hang(かける、つるす)
例)His hat is hung on the peg.(彼の帽子は帽子掛けにつるされている) - dock 埠頭につける
例)be docked at a pier (埠頭に停泊している) - sweep off~(~を掃きとる)
例)Leaves are swept off (葉っぱが掃きとられている) - stack(を積み上げる)※pileも同じ意味で頻出です。
例)Boxes of merchandise are stacked on the floor.(床に商品の箱が積み上げられている) - crate(箱、かご)
例)Crates are being unloaded from a ship.(箱が船から降ろされている) - load(積む)
例)load a crate onto the ship.(箱を船に積む) - unload(荷物などを降ろす)
抽象表現を抑える
Part1では抽象的な表現が良く使われます。
※こんちゃんオリジナルTOEIC® L&R TEST対策模試の解説より
最後に、Part1でよくでる抽象表現を整理しておきます。
- instrument「楽器」
- equipment「機器、装置」
- reading material「読み物」
- produce「農作物」
- merchandise / product「商品」
- appliance「電化製品」
- device「機械」
- tool「道具」
- vehicle「乗り物」
TOEIC Part1対策にオススメ問題集
最後に、TOEIC Part1対策で「オススメの問題集」を紹介します。
※難易度が易しいものから紹介していきます。
まずは「初心者特急パート1・2」です。
タイトルの通り、初心者でもわかりやすいように丁寧に解説されています。
初心者の人にオススメです。
次は「究極のゼミPart2&1」です。
このシリーズは、問題の解き方まで詳しく丁寧に解説されています。
解説の充実度でいえば、№1だと思います。初級者~上級者まで幅広くオススメです。
次に紹介するのは「パート1・2特急難化対策ドリル」です。
こちらは昨今のPart2の難化に対応するための問題集です。
難しい問題が多いので、上級者にオススメの問題集です。
また、最後に「こんちゃんオリジナルTOEIC® L&R TEST対策模試(無料)」でもPart1対策ができます。
*L&R means LISTENING AND READING
こちら、市販のTOEIC問題集を制作している会社と共同作成したものです。
▼解説(全124ページ)
▼解説サンプル
▼感想もたくさんいただいています
▼無料で受けることができます。
問題集(PDF)、解説、音声はこちらより無料でお受け取りいただけます(予告なく無料配布を終了する可能性がございます)
まとめ
ということでTOEICのPart1の攻略についてお話しました。
Part1は6問しかないので、あまり勉強時間をかけすぎては非効率ですが、効率よく勉強して確実に高得点を取りたいPartでもあります。
是非この記事を参考に勉強いただければ幸いです。
他のPartの対策記事は以下よりご覧いただけます。