僕について:TOEIC950点。トリリンガル(日・英・中)の元英語塾講師。妻は台湾人で日常生活は中国語。仕事は英語と中国語。日本語を忘れ気味。社会人のためのTOEIC学校を運営。詳細はプロフィールより。
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どうも、こんちゃん(@Takkun18209283)です。
今回は語源シリーズ第4弾ということで「allow」を取り扱いたいと思います。
「allow」の名詞「allowance」もセットで紹介しますね。
「allow」の語源
「allow」はたぶんみなさん聞いたことがあると思います。
「allow」が持っているイメージがどういうものかというと「相手に対して寛容、優しい」です。

許す気持ちみたいなイメージです。
辞書で調べると他にも意味がいくつかあってややこしいので、語源を覚えてすべての意味に対応できるようにしていただければと思います。
「allow」の意味
代表的な意味で言うと「許す」ですが他にもいろいろあります。
例えば、相手が何かしたいと言ったときに、寛容的にいいよと言うと「許す、認める」という意味になります。
相手が何か欲しいとなったときに、それに対して寛容な態度をとると「認める、与える、あげる」という意味になります。
名詞にすると、与えるもの=「手当て、小遣い、許容量」の意味になったりします。
許す
例:Passengers are allowed one baggage.
「Paddengers(乗客)」、「 allowed(許される)」、「 one baggage(鞄一つ)」なので、「乗客は一人一つのカバンを持ち込むことを許されている」という意味になります。
例えば、飛行機の機内への持ち込みが一人一つまでOKということですね。
「許されている」もしくは「認められている」と訳してもいいと思います。
認める
例:The tax agent allowed the deduction.
「認める」も「許す」とほぼ同義ですね。
「The tax agent(税務署)」、「allowed(認めた)」、「 the deduction(差し引く=控除)」なので、「税務署が税金の控除を認めた」という意味になります。
与える
例:His father allowed his son 1,000yen as spending money.
彼のお父さんが息子に対して「allowed(与える)」という意味です。何を与えるのか言うと「spending money(お小遣い、使えるお金)」として1,000円与えるという意味になります。

このように、「allow」は日本語にすると少し意味が変わってきますが、全て寛容な気持ちで相手の要求に応えるみたいなイメージになります。
「allowance」の意味
「allowance」は「allow」の名詞です。
手当、小遣い
例:an unemployment allowance
これは失業手当です。失業者に許さる(与えられる)ものですね。
例:a travel allowance
これは旅費です。仕事で行った旅行や出張などのときに会社から許される(与えられる)手当ですね。
許容量
例:baggage allowance
これは先ほど出てきたものと同じで、カバンについて許された許容量という意味です。
機内に持ち込める荷物の重量制限のときに使われます。
まとめ
「allow」は学校のテストにもTOEICにもよく出てきます。
しかし、日本語にしてしまうと意味がちょっとややこしいので、今回説明した概念・イメージで覚えて頂ければと思います。他人からの要求に対して、寛容な姿勢や態度をとるということになります。
ということで次の語源シリーズ第5弾もお楽しみください。
今回は以上になります。ありがとうございました。
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