僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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どうも、こんちゃん(@Takkun18209283)です。
今回はTOEICの単語帳「金のフレーズ」についてレビューしたいと思います。
僕の「金のフレーズ」を使用していますが、すごく良い単語帳だと思います。
しかし、それと同時に使い方にも気を付ける必要があると感じています。
ということで、今回は金のフレーズのレビューとどう使っていくべきなのかについてお話したいと思います。
Contents
TOEIC学習者全員に「金のフレーズ」を薦めたい
最初にこれだけ言わせてください。
「金のフレーズ」はTOEIC学習者なら絶対に買っておくべきです!
ただし、この本のターゲット層はTOEICスコアが500点以上の人となります。
現在のTOEICの点数が500点未満の人はもっと基本的な単語帳を先に済ませておきましょう。
(TOEIC初心者向けに「銀のフレーズ」という単語帳も出ているのでそちらをおススメします)
TOEIC単語帳「金のフレーズ」の良い点
この「金のフレーズ」の良い点を3つほど紹介します。
- TOEICに特化した単語
- 安さ
- 英語の穴埋め
TOEICに特化した単語
まず1つ目の良い点は、単語のチョイスです。
この「金のフレーズ」を勉強すると、ここで覚えた単語が面白いようにTOEIC試験に出てきます。
それもそのはず、この本の筆者の加藤さんはTOEICを80回以上受講しており、その経験から頻出単語を厳選して載せているのが「金のフレーズ」なのです。
だから「金のフレーズ」で単語を覚えると試験の点数UPに直結します。
これがこの「金のフレーズ」の一番のメリットだと思います。
とにかく安い
次にその金額です。890円+税で購入できるので本当にコスパが最強です。
そもそも単語帳で1,000円を切るものって中々ありません。
更にはTOEICの問題集なんかを買うと3,000円以上するものもあります。
そう考えると890円というのはかなり良心的な料金設定ですね。
出題形式(英語の穴埋め)
「金のフレーズ」は日本語訳を見てそれに該当する英語を思い出させる形式になっています。
一般的な単語帳は英語を見て日本語を答えるものが多いので逆ですね。
これについては賛否両論ありますが、僕は良い形式だと思っています。
何故ならば、日本語→英語のほうがしっかり記憶の定着ができるからです。
英語→日本語の場合、曖昧な記憶になりやすく、その逆(日本語→英語)となると単語を思い出せなくなったりします。
一方で、日本語→英語の場合、自分で「英単語自体を思い出す」ので英単語の記憶の定着率もより高くなるわけです。
ということで総括すると、「金のフレーズ」は単語のチョイス、形式、金額ともに素晴らしい単語帳だと思います。
TOEIC単語帳「金のフレーズ」の悪い点
ここまでべた褒めでしたが、実は悪い点もあると感じています。
それは、単語帳のターゲット層が広すぎるという点です。
具体的に言うと、600点を目指す人向けの単語と、990点を目指す人向けの単語が1冊にまとまってしまっています。
そのため、600点を目指したい人にとっては、単語帳の後半はちょっと難しすぎるし、990点を目指したい人にとっては単語帳の前半は簡単すぎる内容となっています。
少しもったいない、もっと読者のレベルを絞って単語帳を作ってもらえた方がより自分に必要な単語を効率的に覚えられるのに・・・と思ってしまいますね。
TOEIC単語帳「金のフレーズ」の使い方
では、これらの良い点と悪い点を踏まえて「金のフレーズ」をどのように使うのが良いのか紹介していきます。
初心者の方
冒頭でも触れた通り、「金のフレーズ」の想定読者はTOEIC500点以上のレベルの人です。
それ以下の人は、まずは同シリーズの「銀のフレーズ」で基礎的な英単語を覚えてから「金のフレーズ」に着手しましょう。
恐らく初心者の方がいきなり「金のフレーズ」から始めると難しすぎて挫折すると思います。
中級者以上の方
それではTOEIC500点以上の人に向けてこの「金のフレーズ」の使い方を紹介します。
「金のフレーズ」は下記のように4つのパーツに分かれています。
- 600点を目指す人向けの単語
- 730点を目指す人向けの単語
- 860点を目指す人向けの単語
- 990点を目指す人向けの単語
まずはそれぞれの目標点数に応じた個所に取り組みましょう。
600点を目指している人は初めは990点レベルの単語はやる必要はありません。
いきなり自分のレベルを超えた単語をやってしまうと挫折する可能性も高くなりますし、たくさんインプットしすぎると記憶の干渉によって記憶の定着率も悪くなってしまいます。
◆記憶の干渉とは
情報を記憶する際に、ある記憶が他の記憶に影響を与えることです。
例えば単語を一度にたくさん覚えようとすると、新しく覚えた単語がちょっと前に覚えた単語の記憶を邪魔して暗記効率を低下させることがあります。
また、余裕のある人はもう1冊別の単語帳を用意することをおススメします。
収録単語数は1,000単語あり、TOEICの頻出単語はかなり網羅されていますが、英語学習における重要単語は結構抜けていたりするためです。
TOEICに特化した単語帳ではありませんが、英語学習において必要な単語が網羅されているものがおススメです。
- ターゲット1900
- 単語王
- DUO3.0
このように「TOEICに特化した単語帳」+「英語学習において必要な単語が網羅された単語帳」の組み合わせで勉強できれば最強です。
まとめ
ということで「金のフレーズ」のレビューと使い方について紹介しました。
まあ色々と書きましたが、「金のフレーズ」は本当に良い単語帳です。
とりあえずTOEICを勉強する人はまず「金のフレーズ」をぽちりましょう。
「金のフレーズ」無しにTOEIC高得点は簡単ではありませんので!
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