僕について:TOEIC950点。トリリンガル(日・英・中)の元英語塾講師。妻は台湾人で日常生活は中国語。仕事は英語と中国語。日本語を忘れ気味。社会人のためのTOEIC学校を運営。詳細はプロフィールより。
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どうも、こんちゃん(@Takkun18209283)です。
今回は語源シリーズの第5弾「commit」を紹介したいと思います。
この「commit」という単語自体は皆さん何となく知っていると思います。
かの有名な筋トレパーソナルジムのR社もいつも「結果にコミットする」と言ってますよね。あと社会人の方であればフルコミットするとか言ったりします。
「commit」の意味の一つに「犯す」があります。僕はこの「犯す」という意味とほかの意味の間に共通点が見えてこなかったため、「犯す」の意味がどうしても覚えられなかったんです。なので、無理やり暗記をしましたが、しっくりこないところがずっとありました。

現在、僕は語源を理解してなるほどなという状態なので、みなさんも今回お伝えする語源を聞けば全部スムーズに覚えることができると思います。
「commit」の語源
「commit」と辞書で調べると意味がたくさんでてきます。
今回は代表的なものを5つピックアップしました。実際、辞書にはもっとたくさんの意味が載っています。
- 託す・委託する
- 収容する・送り込む
- 覚える
- 決意する
- 犯す
この5つの単語の意味に共通することって何だと思いますか?
恐らく「託す」、「収容する」この辺を見るとわかりやすいと思いますが・・・
「commit」の語源は「(しっかりと)送り込む」になります。
「commit」とは「com」と「mit」です。
それぞれ「com(ともに、完全に、しっかり)」、「mit(送る)」という意味があります。
「mit」は他の単語でもよく使われていて、「submit(下から送る=提出する)」や「emit(外に送る=放出する)」などがあります。
今回ピックアップした5つの意味も全部この「しっかりと送り込む」という語源からきているので一個一個見ていきましょう。
託す・委託する
まず、託す・委託するです。これは何となく送り込むってイメージがつきやすいと思います。
例:commit a child to him
これは、「彼に対して送る」なので「委託する、完全に委ねる」という意味になります。
ここはイメージしやすいかと思います。
収容する・送り込む
これもなんとなくイメージできると思います
例:commit a person to prison
意味は「人を牢獄に送り込む、収容する」です。
覚える
3つ目の意味が「覚える」です。この「覚える」という日本語にとらわれてしまうと意味を覚えることができないです。
例:commit a poet to memory
「poet(詩)」を「memory(記憶)」に「commit(送り込む)」となります。
自分の頭の中に送り込むというイメージなので「覚える」という意味になります。
決意する
例:commit oneself to help him
「help him(彼を助けること)」に「oneself(myselfにすると自分自身)」を「commit(送り込む)」です。
つまり、彼を助けることを「決意する」という意味になります。
最初に紹介した「結果にコミットする」もここからきています。「決める、結果を出す、結果を出すことに全責任を負う」のように訳されたりします。
犯す
例:commit a crime
これが個人的には一番難しいと思ってます。例文の意味は「罪を犯す」です。
「決意する」の意味と似ていて、自分を犯罪行為の中に「送り込む」ということです。
なので「commit a crime」の中には「自分を送る」というイメージが隠されてということを覚えておいてください。
個人的には日本語の「手を染める」という訳し方が「送り込む」に近くてしっくりきます。
まとめ
「commit」は、少し意味を理解するのが大変な単語ですが、「しっかりと送り込む」という概念を1個覚えば、各日本語訳も何となく理解できたのではないでしょうか。
ということで今回は以上になります。
次の第6弾はこちらからご覧いただけます。
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