僕について：TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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どうも、TOEIC満点コーチこんちゃんです。
今回は接頭語シリーズの第8弾ということで、 「pro」 という接頭語をご紹介したいと思います。
proの意味は「前に」
まず「pro」の意味は「前に」です。
「pro」 はその後に続く言葉によって「pre」に変わったりすることもあります。
今日は接頭語「pro/pre」を含む以下の４つの単語を紹介したいと思います。
- prospect
- promote
- project
- proceed
promote
まずは「promote」を紹介します。
pro「前に」 mote「動く＝move」で「前に動かす」→「昇進させる、販促する」となります。
ちなみにmote（動く）は「motion（動き）」 や 「move（動く）」 などと同じ語源です。
他にも「remote」はre「後ろに」とmote「動かす」→「遠い」という形容詞の意味になります。
project
次に「project」です。
「プロジェクト」は日本語にもなっていますが、「計画」という意味ですね。
実は動詞で「予測する」という意味もあります。
pro「前に」ject「投げる」→「前（未来）に向かって投げかける（もの）」→「計画」「予測する、計画する」となります。
また「ject（投げる）」 はいろんな単語で使われています。
- inject（中に投げる）→注射する
- reject（もとへ投げる）→拒否する
- eject（外に投げる）→追い出す・噴射する
prospect
次に「prospect」です。意味は「見込み・可能性」です。
pro「前に」spect「見る」→「前（将来）を見る」→「見込み・可能性」となりました。
参考までに「spect（見る）」はいろいろな単語で登場します。
- inspect（中を見る）→検査する
- respect（振り返ってみる）→尊敬する
- spectacles（見るもの）→眼鏡
- spectator（見る人）→観客
proceed
最後に「proceed」です。
意味は「進む」です。
pro「前に」ceed「行く」→「進む」となります。
例）Please proceed to the boarding gate.（搭乗口までお進みください）
また、「cede（ceed）」は「succeed」でも使われています。
「succeed」はsuc「後に」ceed「進む」から来ています。
よって「後に来る」→「あとを継ぐ/相続する」という意味の動詞でも使われます。
例）He succeeded to his aunt’s estate. 彼はおばの財産を相続した.
また「成功する」という意味は「努力した後に来る」ことから来ていると考えられています。
まとめ
ということで今回は pro 「前に」という接頭語を紹介しました。
第8弾はこれで以上になります。第9弾も是非見てみてくださいね。
今回もご覧いただきありがとうございました。
