【TOEIC】〇〇したら絶対忘れない!記憶をコントロールしよう(最強の勉強法)

最初に見てね

僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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こんちゃんです。

今回は、勉強は忘れることが前提であるということをお話したいと思います。

何回も勉強したのに、英単語や英文法を忘れてしまうということはありませんか?

もっと楽に覚えられたらいいのになって思いますよね。忘れないようになる方法も交えて紹介していきたいと思います。

 

人間は忘れる生き物

よくある悩みとして、何回も勉強したのに忘れてしまうことが挙げられると思います。

しかし忘れることは、当たり前なことなのです。人間の仕組み上、忘れるようになっています

なんでも忘れるようになってるので、忘れないための工夫をしないでただやっているだけだと絶対に忘れてしまいます

頭がいい人も忘れる

忘れることは人間の仕組みです。東大に合格してる人でも誰もが同じです。

同じように忘れているのに、なんで東大に合格するような人は頭がいいとか、記憶力がいいと思われているのかというと、忘れないからじゃなくて忘れるって言うことを受け入れて忘れることをコントロールしているからです。

忘れないための工夫や、忘れる速度をコントロールするという仕組みを利用してるから東大に受かるような方は頭がよかったり記憶力が高いと思われます。

この忘れる速度をコントロールするのは誰にでも出来る簡単なことなので、後ほど詳細を紹介したいと思います。

そもそも、人間はだれでも平等に忘れるということは覚えておいてください。

だから自分だけは忘れてしまうから頭が悪いんだ、とかどうして自分はいつもこうなんだと思う必要はありません。それは人間の平等に忘れるという機能なんです。

忘れるスピードはみんな同じ

具体的に言うと、忘却曲線(横軸に時間、縦軸に覚えた量)というのがあって時間が経つにつれて覚えた量は減っていきます。反比例みたいに急激に減っていくわけです。

分からない方は調べてみてください。忘却曲線で誰もが同じ形で、同じ速度で忘れていきます

ここにその人の頭の良さとかは関係なくて、同じスピードで忘れていくということは実験結果としてもわかっていることです。

忘れることの重要性

このように人間は忘れるようになっていますが、そもそも忘れるのは良いことなわけです。

人間というのは毎日いろんな情報を得ています。視覚や聴覚やら五感を使っていろんなものを得ています。いまこの瞬間に立って目から得ている情報ってとても膨大です。

色んなものが見えていて、いろんな音が聞こえています。これら全部を覚えられるほど記憶力があればいいなと思うかもしれません。しかし、すべてを覚えていたら大変です。

忘れないですべて覚えていると

記憶力が抜群すぎる病気で、ルリア病というものがあります。

その病気だと、その日に起きたことを全部覚えているそうです。道で誰とすれ違ったとかどこにどんなものがあったかも全て記憶しているみたいです。だから多分勉強とかも全部記憶できるんだと思います。

みなさんはこれを羨ましいと思いがちですが、この病気の方は実際かなり大変だそうです。

なぜなら、全部覚えていると夜寝るときにその日にあったこと全てが脳裏に蘇ってくるみたいです。

忘れることができないゆえに、いろんな現実が脳裏で渦巻いてしまって、現実と想像の世界が区別できなくなったり、幻覚を見てしまったりしてノイローゼになっちゃうこともあるみたいです。

忘れるのはいいこと

だから、忘れるっていいことです。僕たちにとってはむしろこっちのが都合がいいです。幸せです。この後紹介する方法を使えば、僕たちは覚えておきたいものを選ぶことができるわけです。

すごく便利なシステムというか、素晴らしい機能です。だから忘れることを嘆くんじゃなくて忘れられることを幸せだと思いましょう。

忘れないものを選べることに感謝しないといけないです。

 

忘れる速度をコントロールする方法

トラウマとか忘れたくても忘れられないものもありますが、ただ基本的には覚えておきたいものは指定して覚えることができるようになっています。

脳が情報を仕分ける仕組み

では、どうしたら忘れないようになるのかというと、脳の海馬と大脳皮質というところが関わってきます。

海馬が情報を仕分けるところで、大脳皮質は長期記憶を行うところです。

情報が入ってくるとまず海馬で必要な情報かどうかを仕分けていきます。必要だと判断されたときに長期記憶の大脳皮質の中に格納されていくわけです。

情報を仕分ける基準

この仕分けの基準には、残念ながら英単語とかは入ってないです。英単語は忘れてもいいと海馬が記憶しています

どういうものを覚えようとするのかというと、生きるために必要なものです。当然ですよね。

車が猛スピードでこっちにきたら避けるとか、変な異臭がするものは食べちゃいけないとかを脳はちゃんと記憶して感覚としてわかっています。分からなかったら生きていけないものが記憶しておくべき一番大事なことです。

それと比べて英単語、例えば「Botanical(植物性の)」という単語は覚えてなくても別に脳からしたらどーってことないじゃないですか?

「Botanical」と「異臭がしたら食べちゃいけない」はどっちが大事ですか?って言ったら当然「異臭~」の方です。これは多分皆さん何となく理解いただけると思います。

だから、英単語とか英文法って生きるために必要なものじゃないので、普通に勉強して1回頭に入れるだけだと海馬は大脳皮質に仕分けしてくれません。長期記憶の大脳皮質に仕分けされないので必ず忘れてしまいます

おそらく多くの方が勉強しても忘れちゃうのは、この現象です。

勉強しても海馬が大脳皮質に入れてくれないから忘れちゃうのに、「僕は頭が悪いんだ、記憶力が悪いんだ、何回やっても覚えられない」と勘違いしちゃってるわけです。

では、どういう風にすれば海馬が情報を大脳皮質に入れてくれるのかというと、海馬を騙すしかないです。

海馬をだます方法

大脳皮質に情報を入れるには、海馬に大事な情報だと錯覚させてあげないといけないわけです。

その方法は2つあって反復とアウトプットです。

反復は、何回も頭に入れることです。何度も情報に触れるので海馬が大事な情報なんだろうなと勘違いしてくれます。生きていくにあたって必要なものだろうと思って騙されてくれます。

インプットは入れるで、その反対のアウトプットは使うということです。使われる状況にある情報ということは大事なんだろうなと勘違いしてくれるわけです。

だからこの2つを勉強に取り入れていかないと、必ず忘れてしまいます。逆に言うと、この2つをちゃんとやれば確実に海馬を騙せて大脳皮質に入れることができます。そして、傍から見ると「この人記憶力が高いんだな」という人になることができるわけです。

なので反復とアウトプットが大事です。英語で言うと英単語とか文法を1回覚えて終わりにするんじゃなくて何回も繰り返してアウトプットをしましょう。

英単語の勉強としては、単語を隠して意味を思い出してみたり、テストをやってみるのもアウトプットです。

 

まとめ

ルリア病だったり、もちろん他にもあると思いますが、そういう方以外は絶対に忘れちゃうのが人間なので、そのことを理解してください。

忘れることが前提なので、忘れないように海馬を騙す勉強方法を行ってください。海馬をだますには、反復とアウトプットです。

これをやらないとどんなに頭がよくても忘れてしまいます。そこは理解をしていただいてしっかりと忘れないための方法をして定着させていただければと思います。

最後までご覧頂きましてありがとうございます。

最後に見てね

僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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