僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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「給料が全然上がらない……。」「消費税だけ上がって給料はそのままなんて……。」
これってかなり不安ですよね。
本当は貯金したいのにそれもままならないなんて人もいるのではないでしょうか?
そして、そんなとき頭に浮かぶのは「退職」の二文字だと思います。
そこで今回は「給料が上がらない場合会社を辞めるべきなのか」「どのような行動をすれば良いのか」について書いていきます!
給料が安いから会社を辞めるって実際どうなの?
給料が上がらなくて将来に不安を抱えている人も多いと思います。
でもなかなか今の職場を辞める勇気は出ないですよね。
ではどうすれば行動を起こすことができるでしょうか?
そもそも給料が上がらないという理由で辞めるのはどうなのでしょうか?
給料が上がらないから退職したいは普通の考え
仕事、辞めたい……毎日14.15時間働いてるのに給料上がらないし、残業代の申請は出来ないし、そもそもひとりに対して仕事多過ぎる……
— 煌夜 (@koooya666) January 10, 2020
このように頑張って働いても給料が上がらないと辛いですよね。
もしかしたら「給料が安いのは自分に能力がないから仕方ない」と諦めてしまってる人がいるかもしれません。
でもそんなことは絶対にありません。
世の中には収入に不満を持って仕事を辞め、新しい場所で頑張っている人がたくさんいます。
というのも厚生労働省の調査によると、平成30年年度における転職入職者の前職を辞めた理由で「給与等収入が少なかった」が男女共に上位にランクインしているんです。
>厚生労働省「平成30年度雇用動向調査結果 転職入職者の状況」
「その他の理由」や「定年・契約期間の満了」を除くと、女性では3位、男性ではなんと1位!
それだけ多くの人が今いる会社の給料に不満があるんですね。
給料が上がらなくて困っているのはあなただけではないですし、もちろんあなたのせいでもないんです。
まずは給料が上がらないのは自分のせいという考えを捨てましょう。
そして、これだけ多くの人が給料の少なさを理由に退職しているのですから、給料が上がらないという理由で辞めるのは全く問題ないというのも分かると思います。
収入の低さを自分のせいにして諦めるのは辞めて、行動を起こしてみましょう!
実際に行動できている人は意外と少ない
さて、収入に不満がある人が沢山いることや、給料が上がらないのは自分のせいじゃないということが分かったと思います。
しかし実際に行動を起こせる人は以外と少ないというのも事実です。
辞められない上に仕事増えるのくそだな、それでいて給料は低いし残業でプライベートないし仕事は休めないし責任の重さはえぐい
— るる🥦 (@Cn1Yz) February 27, 2020
SNSを見てみると、収入に不満がある人は沢山います。
それなのにほとんどの人は不満を言うだけで行動を起こそうとはしません。
「転職はリスクがあるから」「必要とされているから」
そんな理由で行動を起こさずに不満だけを言っている人ばかりです。
確かに環境を変えるというのは勇気のいる行為です。
良い転職先が見つからないかもしれないし、転職先でうまくいかない可能性もあります。
しかし、不満を言うだけで行動を起こさなければ一生そのままです。
自分の置かれた環境に不満を言うだけの人生でも満足できますか?
僕たちが変化したくないと思っていても、社会は急速に変化していくからです。
このまま不満を言うだけの人生は嫌だと思うのであれば、行動を起こさなければなりません。
ではどうすれば行動を起こせるでしょうか?
行動を起こすためにはどうすれば良い?
どうすれば行動を起こせるのかを考えるためには、まず何故行動を起こせない人が多いのかを知らなければなりません。
これほど不満を持った人が多いのに行動を起こせる人が少ないのは何故なのでしょうか?
- 転職が失敗するリスクが怖い
- 環境を変える勇気がない
- 行動を起こすだけのエネルギーがない
確かに退職したのに転職活動がうまくいかなかったり、転職先の会社に馴染めなかったらと考えると怖いですよね。
特に心配性な人は、仕事を辞めるなんて怖くてできないと思うかもしれません。
また、環境の変化が怖いのは「現状維持バイアス」という人の本能のせいでもあります。
人類の祖先が新しい土地へ踏み出すのにはかなり大きなリスクが伴いました。
当時、変化を求めるという行為は死と隣り合わせのものだったため、その恐怖は今でも人の遺伝子に記憶されています。
そのため、実際はそこまで危険でないのに必要以上に怖いと思ってしまうんです。
これらの不安や恐怖を乗り越えるためには「退職するリスク」を考えると同時に「退職しないリスク」を考えることが大事です。
なぜなら「変化しない=安全」というのは今の社会では必ずしも成立しないからです。
僕も変化が怖くなったら意識的に考えるようにしています。
そして、要注意なのが行動を起こすエネルギーがない場合です。
人は心身ともに消耗しすぎると考えることも行動を起こすこともできなくなってしまいす。
そして、この症状が最も出やすいのがブラック企業で働いている人たちです。
忙しい日々で消耗してしまって行動する力がないときは、職場がブラックではないかを疑ったほうが良いかもしれません。
そして限界を超えてしまう前に、まずは辞めることだけに専念してみてください。
辞めた後のことはは体力が戻ってきてから考えてもなんとかなります。
ちょっと横暴に感じるかもしれませんが、それくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
なぜ給料が上がらないなら辞めるべきなのか?
先ほど、会社を辞めるリスクや現状維持バイアスからくる恐怖に立ち向かうためには「退職しない場合のリスク」を考えることが大事だと言いました。
なので、ここでは
- なぜ給料が上がらないと感じたら辞めたほうが良いのか
- 辞めなかった場合のリスクは何なのか
について見ていきましょう。
辞めるべき理由とは?
給料が上がらないのはあなたのせいじゃないから
先ほども言いましたが、給料が上がらないのはあなたのせいではありません。
多くの場合は会社に責任があります。
会社側にあなたの能力に見合う給料を払うつもりが無いのならば、そこでどれだけ努力しても給料は上がりません。
一方で、しっかりと実力を見て能力ある人にはそれに見合うだけの給料を払っている企業もたくさんあります。
同じだけ努力をしても、どちらの会社にいるかで収入が変わるなんて馬鹿馬鹿しいと思いませんか?
それならば思い切って退職して、実力をしっかりと見てくれるところに転職しちゃいましょう!
先輩の姿は将来の自分の姿なのでかなり参考になります!
ブラック企業の可能性があるから
給料が上がらないのは多くのブラック企業に共通する特徴の1つです。
そして、グラック企業に勤めて良いことなんて1つもありません。
なぜならば、そのような企業は従業員を大事することは絶対にないからです。
時間も体力も奪われ続ける生活からは一刻も早く抜け出しましょう。
気づくこともできなくなるのかと恐怖を感じたことを覚えています……。
辞めなかった場合のリスクとは?
心身ともに壊すリスクがある
先ほども言ったように、給料が上がらない会社はブラック企業でよく見られます。
やべぇまじで仕事やめたい。この会社に良い未来が見えない。毎日他店舗にヘルプ行って全く自分の仕事終わらなくてヘルプで残業、自店舗戻って残業、残業手当でない、何年働いても給料上がらない(東京の最低賃金が上がって給料上がると思わせて手当て減らされて手取り変わらない)。
— Kinako (@kinakoooou) October 16, 2019
「仕事量はどんどん増えていくのに給料は全く変わらない」
「毎日必死で働いて残業までしているのに、給料は上がらないし残業代も出ない」
こんな劣悪な環境で頑張り続ければ、いつか体も心も壊してしまいます。
働けなくなったら元も子もないと思いませんか?
この場合、辞めないだけでリスクはどんどん大きくなります。
もしこのような環境で働いているのでしたら、早急に退職しましょう。
これを気に、変わる勇気を持てるようになると良いですね。
周りとの差が開いていくリスクがある
資格とっても給料上がらないから一ミリもやる気でない。
— 後門からカレー出るマン (@aka_Delman) October 7, 2019
どんなに頑張っても給料が上がらないのであれば、入社当時はやる気に満ち溢れていた人でも努力する気なんて起きなくなってしまいますよね。
一方で、能力次第でどんどん昇級できる会社に勤めている人は能力を認めてもらおうとスキルアップに精を出すでしょう。
その結果、時間が経てば経つほど能力の差は開いていってしまいます。
「退職を決められずに何年も過ごした結果、本当に能力のない人になってしまった。」
なんてことも十分にありえるんです。
こう考えると、退職を決断しないだけでもかなり大きなリスクがあると思いませんか?
会社と共倒れになるリスクがある
従業員の能力を正しく評価しない会社に残るのは結局「辞める勇気のない人」や「やる気がない人」です。
優秀な人はそんな会社に留まらずにさっさと転職してしまうでしょう。
そんな会社の業績が良くなると思いますか?
業績が悪化すれば人件費を削り、人手不足になり、仕事量だけがさらに増えるなんてことにもなりえます。
しかも、AIの発達により今後多くの人が職を失うと予想されています。
そんなシビアな世界で、従業員のモチベーションを維持できないような企業が生き残れるのでしょうか。
辞職をしないことを選ぶならば、あなたは今いる企業と人生を共にするということになります。
もちろん企業と共倒れになる可能性も十分にあるでしょう。
今すぐ行動すべきこととは?
辞めると言ったら昇給するかも?【交渉してみる】
ここまで散々退職や転職について勧めておいて申し訳ないのですが、1番最初に試してみてほしいことは給料を上げてもらえないか交渉してみることです。
というのも、これが一番楽な給料の上げ方だからです。
アメリカで働いている友人は、就職する時に必ず交渉すると言っていました。
そして、今まで交渉する人が少なかっただけでやってみると以外と成功したりします。
給料が上がらないなら辞めるということを伝えると効果的です。
この時に「あなたが必要だから」「昇給も考えておく」などの理由で丸め込まれることのないようにお気をつけください。
次の職を考えておけば行動力up!【転職活動を始める】
頭では辞めたほうが良いと分かっていても、すぐに辞める勇気はさすがにない人が多いと思います。
また、漠然と辞めようと思っているだけではいつまでたっても行動を起こせません。
具体的な目標がないと、結局先延ばしにして気づいたら何年も経過していたなんてことになりかねません。
そうならないためにも今すぐに転職活動を始めてみましょう!
最初は簡単なことからで大丈夫です。
転職サイトに登録するとか、どの業界に転職するべきか調査するなどならすぐに出来そうですよね。
それだけでもかなり転職が現実味を帯びてくるので、行動を起こしやすくなるはずです。
収入源が複数あれば不安が減る!【副業をしてみる】
退職するのがどうしても不安だという人は、まずは副業から始めることをおすすめします。
収入源が複数あるだけで心はかなり楽になりますし、なにより今後の社会では副業がかなりメジャーになると予想できるからです。
最近は副業を認める企業も増えてきていますね。
自分で稼げる手段を持っておくと、今後の選択肢がかなり広がるはずです。
これを機に副業に挑戦してみてはいかがでしょうか?
収入を上げたいならスキルは必須!【スキルを習得する】
転職はかなり実力主義です。即戦力として期待されることも少なくありません。
だからこそ、スキルを習得して自分の武器を磨いておく必要があります。
また今の会社に留まるにしても、転職活動をするにしても、収入を上げたいならばスキルの習得は必須です。
今後、職場を変える人が今よりも増えて転職が当たり前の社会になれば、自然と実力主義の風潮も強まるでしょう。
その時に年齢ばかり上がったなんのスキルもない人に価値はありません。
急速に変わっていく今の社会を生き抜くためにも、自分の武器は磨いておきましょう。
しかし、無意味なスキルを習得しても時間を浪費するだけです。
習得するスキルは収入アップを狙えるものを選ぶようにしましょう。
- 稼げるスキルと稼げないスキルをどうすれば見分けられるのか
- 今後稼げるスキルって何なのか
について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>年収上げるにはどうすれば良い?【必要なスキル&資格とは?】
まとめ
今回は収入が上がらないと感じた時は辞めるべきなのか、どうすれば行動を起こせるのかについて書いていきました。
- 給料が上がらないから転職するという人は以外と多い
- 収入が上がらないと不満を言い続けるのか、勇気を出して退職してより良い未来を手に入れるのかは自分次第
ということが分かりましたね。
行動を起こす勇気を持って、理想の未来を手に入れてください!
ずば抜けた才能がなくても、努力次第で誰でも可能なんです。