僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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どうも、こんちゃん(@konchan990)です!
今回は、
- TOEIC900点のすごさ・難易度
- TOEIC900点の人の割合
- TOEIC900点でできること
- TOEIC900点で人生変わる?
についてお話ししていきたいと思います。
Contents
TOEIC900点超えのすごさ・難易度とは
900点以上の割合は上位〇%
TOEIC900点以上の割合は全受験者の約「4%」です。
ただし、あくまで「TOEIC受験者の上位4%」です。
TOEIC受験者は、そもそも英語をしっかり学習している人が大半で、一般的な人よりも英語力は高めです。
TOEIC受験していない人も含めた世間一般では、TOEIC900点レベルの英語力は「上位1%前後」だと思われます(推定)。
900点超えに必要な勉強時間は
TOEIC900点超えには当然、かなりの勉強時間が必要となります。
具体的な勉強時間については、以下の表が参考になります。(以下の表は、Oxford University Press(オックスフォード大学出版局)が、TOEIC指導者向けに作成した資料に掲載されているものです。)
出典:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』P.6
Current scoreは「現在のスコア」でTarget scoreは「目標スコア」を指しています。
この表を基に、「900点取るのに必要な勉強時間」を整理すると、
250点→900点:約1,600時間
350点→900点:約1,400時間
450点→900点:約1,200時間
550点→900点:約900時間
650点→900点:約700時間
750点→900点:約500時間
850点→900点:約200時間
こんな感じです。(上記表を参考にざっくり計算して算出したものです)
TOEIC900点超えでできるようになること
ここからは、TOEIC900点超えで「できるようになること」をお話ししていきます。
就活や転職で選択肢が増える
TOEICで900点も取れば、就活で足切りされることはまずありません。
特殊な事例を除いては、どの会社の募集条件も満たすことができます。
よって、就活時に圧倒的に選択肢が増えることになります。
参考までに、以下は日本の代表的な企業が求めるTOEICスコアです。
「採用」の列を見ると、TOEIC900点あればどの企業の採用条件も満たしていることがわかります。
(TOEICスコアアップのための勉強法より抜粋)
昇進や昇給の条件はクリア
TOEIC900点あれば昇進・昇給の条件もまずクリアできます。
先ほどの資料でも「昇格・昇進」の欄を見ると、条件はほとんどが800点未満です。(韓国サムスンだけは例外的に高いですが)
(TOEICスコアアップのための勉強法より抜粋)
海外赴任条件はクリア
TOEIC900点あれば、希望する部署への移動や海外赴任の条件も、ほぼ確実にクリアできます。
(TOEICスコアアップのための勉強法より抜粋)
英語を使って仕事ができる
TOEIC900点あれば、英語を使って仕事することもできるはずです。
特に英語の資料を読んだり、メールを読むのはかなりの精度でできるはずです。
情報収集の幅が広がる
TOEIC900点は、かなりのリーディング力・リスニング力がついている証です。
インターネット上の記事や、YOUTUBEなどの動画での情報収集もある程度はできるでしょう。
ただし、「どんな文章もすらすら読み聞き出来る」というレベルではないので、トピックによっては苦戦することもあるはずです。
ドラマや映画は難しい
TOEIC900点で、ドラマや映画を字幕なしで理解することは難しいです。
その主な理由は
- ドラマや映画は音声変化が激しい
- トピックが違う(TOEICはビジネスメイン)
- 使われる語彙も少し違う(TOEICはスラング無し)
があげられます。
話せない人もたくさんいる
実はTOEIC900点取っても、英語を話せない人はいます。満点でも同じことが言えます。
というよりも、TOEIC(L&R)の勉強だけで話せるようになることはありません。
TOEIC(L&R)ではそもそもアウトプット(話す)練習を一切しないためです。
TOEIC900点で「できること」については以上です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
TOEIC900点は決してラクにとれる点数ではありませんが、正しい勉強法でしっかり継続すれば、だれでも到達できる域だと思っています。
皆さんの挑戦を心から応援しています。