僕について:TOEIC990点(満点)の現役TOEICコーチ。元大手塾講師。早稲田大学OB。対人恐怖症。会社になじめず20代で2度転職。妻は台湾人で日常生活は中国語です。僕の詳細はプロフィールより。
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『TOEICで700点以上とるために何の参考書を使えばよいかわからない・・・』
今回はこの悩みに答えます。

TOEIC学習では無暗に教材を購入する必要はありません。
実はTOEIC学習に最低限必要な参考書はとてもシンプルで、「公式問題集」「単語帳」だけです。
それ以外の参考書は自分のレベルや苦手分野を踏まえて必要に応じて活用するのがベストです。
それでは詳しく解説していきます。
Contents
TOEIC700点以上を目指す上で「必須」の参考書
公式問題集
まず公式問題集はTOEIC学習において一番重要で必須の参考書です。
公式問題集はTOEIC主催の団体が出しているもので、問題の傾向やリスニングの話者も本番と全く同じです。

そのためTOEIC学習においてはこの公式問題集を何度も反復して解くのが基本になります。




単語帳
公式問題集の他にも単語帳も必須です。


それではおすすめの単語帳を3つ紹介します。
金のフレーズ
金のフレーズはTOEIC単語帳の王道中の王道です。
金のフレーズの良いところは何と言っても単語のチョイスです。この単語帳に載っている単語は本当によく試験で出てくると評判です。

TOEIC700点以上を目指す人はまず1冊目は金のフレーズを購入することをおススメします。

キクタンシリーズ

キクタンシリーズもTOEICで人気の単語帳です。
キクタンはSCORE500,600,800,990の4つのシリーズがあり、金のフレーズよりも収録単語数は多いです。
ただ、その分試験にそこまで出てこない単語も収録されている印象です。
そのため、まずは金のフレーズでTOEIC再頻出単語をマスターしてからさらに単語を覚えたい場合にキクタンを使用すると良いでしょう。

キクタンシリーズ | 対象レベル |
SCORE 500 | 英語初級以上 英検3級/TOEICスコア350程度から |
SCORE 600 | 英語初級以上 英検3級/TOEICスコア350程度から |
SCORE 800 | 英語中級以上 英検2級/TOEICスコア600程度から |
SCORE 990 | 英語上級以上 英検準1級/TOEICスコア730程度から |
(キクタン本書に掲載されている内容から引用しています)

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

「世界一わかりやすい TOEICテストの英単語」はかの有名な英語講師 関正生先生が執筆した単語帳です。
この単語帳は何と言ってもわかりやすいです!
1つ1つの単語について詳しい説明(語源や関連語、試験でどう出題されるかなど)が書かれていて”暗記”というよりは”楽しく読みながら自然と覚える”イメージです。


TOEIC700点以上を目指す上で「あったら良い」参考書(任意)
ここからは「公式問題集」と「単語帳」以外で、あると便利なおススメ教材を紹介していきます。

Part別対策の参考書
TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ

「TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ」シリーズはPart毎に4冊出版されています。(Part1,2対策、Part3,4対策、Part5,6対策、Part7対策)
このシリーズの特徴は何と言っても、ゼミ形式の詳しい解説が秀逸な点です。
TOEICで満点を何度も取っている著者の前田ヒロさんが、学習者がつまづきそうなポイントやそれに対するアプローチ方法などを丁寧に解説してくれます。
問題の難易度は「中」(本番試験と同じくらい)ですが、解説がとても丁寧なのでTOEIC学習を始めたばかりの人には特におすすめです。

新形式精選模試シリーズ

新形式精選模試シリーズは本番試験よりも少し難しめに作られたいわば”高地トレーニング”用の問題集です。
TOEIC700点以上を目指す人はこの教材で訓練をしておくと、本番でもひっかけ問題など難しい問題に対応できるようになります。
また、問題の質はもちろんですが、問題ごとに正解率が掲載されていたり、詳しい解説も掲載されており、教材としての完成度は非常に高いです。

ただし正解率が10%台などの結構難しい問題も含まれているので、上級者向け(現在のスコアが700点以上が目安)です。
新TOEICテスト直前の技術

「新TOEICテスト直前の技術」はロバート・ヒルキさんが書いたTOEICの勉強をするためのバイブル的著書です。
TOEICの問題を解くためのテクニックがたくさん紹介されています。
例えば、「Part3,4のリスニングはマークシートを塗る際にチョンとだけ付けておいて、最後に一気にマークする方が効率的!」など。

スタディサプリTOEIC

スタディサプリTOEICもTOEIC学習者の多くが使用しているTOEIC学習アプリです。
紙の教材とは違ってアプリなので「どこでもいつでも」手軽に勉強できるので、隙間時間を活用したい人にとっては最高の学習ツールです。

スタディサプリのレビューは下記の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
TOEIC700点以上を目指す人におススメの参考書を紹介してきました。
改めてポイントをお伝えすると、
- 公式問題集と単語帳は必須
- 必要に応じて苦手分野の教材も活用
ですね。
闇雲に教材をたくさん購入する人が結構見られますが、必要な教材だけを揃えて、それを何度も反復してしっかり定着させていきましょう。